This is Hukurou Kaburagi’s music collection on Bandcamp.

Hukurou Kaburagi

  1. Soundtrack
  1. collection 3
  2. following 2
  1. Succubus Rhapsodia ORIGINAL SOUNDTRACK
    by Cres.
    Showdown Showdown
    サキュラプに収録された原曲はゲームプレイ時間はもとよりサントラ単独として鑑賞する時間も馴染みも愛着も相当なものだった筈なのですが、このリミックスアルバムはそれを更に超えて満足させてくれました。
    曲のイメージはそのままに、音作りが更に丁寧に、音場が更に広く深くなった様でとても嬉しいです。
    又、中でも最も好きな『Showdown』『Rarmil Battle』2曲の主旋律のピアノ演奏の抑揚が原曲よりも更に美しく感情豊かに精錬されていた事に感激です。
    又、『Showdown』が最も好きな理由は、2回目のサビで増やされた繰り返し部分で、ベースが消失し、ハイハットやドラム音が霞み、逆に主旋律のピアノとストリングスが情熱マシマシで際立つ、この心臓を締め付けられるかの様に切なく甘い演奏効果です。音楽ってこんなに心地良く破滅的で危険な力を持っているのかと『Showdown』を聴くたびに感動を覚えます。こういう❝危ない曲❞を今後ももっともっと聴きたいです!
  2. One night in a harem
    by Cres.
    『サキュクエ』収録の原曲よりも音作りが丁寧に、又音場もより広く深く。イントロ終盤のダンダンダンダンが程良く抑えられたり、主旋律のチェンバロ(?)の音がより軽快で鋭利になったり、とにかく妖艶さが強化されていて嬉しいです。
    元々原曲から中東アラブっぽい楽器編成の印象が新鮮で大好きでした。ルネサンス期以前までは西欧の帝国主義的な大航海時代に先んじて海洋技術や人文哲学が盛んで、おそらく性愛文化も豊かだった筈のアラブ世界、この時代を超えた異国情緒まで想像を馳せさせる曲調は、非現実的な性愛の夢のディテールを補完するサントラとして極めて秀逸だと感服させられっぱなしです。もはや色あせを感じさせないどころの話じゃなく、本当に良い意味で❝やばい❞曲だと思います。大好きです!
  3. サキュバスアカデミア アペンド ―千変狐と自宅巫女― ORIGINAL SOUNDTRACK
    by Cres.
    Mara Herself Mara Herself
    僅かなテーマが様々な楽器編成でアレンジ、色んなパターンで幾度も繰り返されるので、味わい深くてずっと聴いていられるし、何よりもサディスティックに焦らされるゲームの雰囲気がこちらの欲しがるレベルを遥かに超えて迫ってくるので、この方向性のゲームサントラの中では群を抜いてぞっこんです。又、今回はバトル曲以外のダンジョンマップ曲もかなり魅惑的な世界観、音作りになっているように感じました。例えばサキュクエやサキュラプのダンジョン曲は、既存の全年齢向けRPGゲームっぽい冒険的で勇ましい雰囲気が踏襲される事で、敢えてs●xバトル曲とのギャップを際立たせる効果を狙っていたのではと私なんかは解釈するのですが、アペンドのダンジョンマップ曲は更に野心的に世界観が追求されているといった感触を得られました。そもそもCres.様はサントラに携る回数が重なるほど提供楽曲のクオリティが確実に上がり続けていると驚嘆しています。そういう言わばモチベーションお化け的な魅力こそが、楽曲のクオリティそのものと共に、私がCres.様の今後から目が離せなくなってしまった最大の理由です!このサントラでそれを確信しました。